ペインクリニック内科

ペインクリニックとは

「ペインクリニック」という言葉は、あまり耳慣れないと思いますが、そのまま日本語に訳すと、
(ペイン)=(痛み) (クリニック)=(診療所)となるので、文字通り「痛みの原因を診断し、治療することを専門にした診療所」ということになります。
我々は日々、様々な「痛み」と向き合っています。
当診療所で特に力を注いでいこうと考えているのが、このペインクリニック内科です。

対象となる患者様

「痛み」が辛いから 近くの病院を受診したのにもかかわらず、十分な診察も無いままに鎮痛剤だけ処方され、医師から「これで効かなかったら治しようがないので我慢してください。」などと言われた経験はありませんでしょうか?

また、本当に痛くてたまらないのに、周りから「そんなの気のせいだよ」とか「本当に痛いの?」などと言われた経験はありませんでしょうか?

非常に残念なことですが、日本の医療では今まで「痛み」に関してはあまり重要視していませんでした。
その原因としては、「痛み」という症状が自覚症状なので他人に理解してもらいにくいからかもしれません。

そのような悩みをお持ちの患者様が、このペインクリニックの対象となる患者様だと考えています。
深呼吸するなど、いったん冷静になった後でも痛みが変わらなければ、周りがどう判断しようと、そこには明らかに「痛み」の症状が存在しています。
その「痛み」が改善できるかもしれませんので、心当たりのある方は、是非一度ご相談下さい。

「痛み」とは

「痛み」の種類は、肩こり・腰痛などから各種神経痛・癌性疼痛(ガンによる激痛)に至るまで様々です。
我々は、そのすべての「痛み」に対して真正面から取り組んでいます。
分かり辛い内容ですが、「痛み」の発生や、「痛み」の悪循環について興味のある方はご一読ください。

「痛み」に対する治療の目標は

確かに、「痛み」の研究が進んでいなかった時代には「痛み」を改善する方法自体が無かったということも事実です。 しかし、近年、「ペインクリニック内科」という分野が確立されて以来、さまざまな技術改革がありました。

ペインクリニック治療では、一番痛いときの痛みを10点として、その痛みを5点に減らすことを第一に考えます。
つまり、ペインクリニックは、痛みの原因を治療するのでは無く日常生活に支障のない状態まで痛みを半減させるように治療するのです。

糖尿病や高血圧症などが完治できないのと同様に、「痛み」に対しても上手く付き合っていくというスタンスで生活するべきなのかもしれません。

キセノンレーザー治療

当診療所では、ペインクリニック内科領域の治療法の中でも、特に東洋医学の考え方に関連したキセノンレーザー治療を導入しました。
また、「痛み」に対して治療をする際、漢方治療を併用することで症状改善や良好状態の維持に効果的な場合がございます。(もちろん、ペインクリニック療法のみの受付も行なっております)
逆に、「痛み」症状がない患者様に対しましても、ペインクリニック治療の血流改善効果により、漢方治療の効果が増強する可能性がございます。

このように、漢方治療とペインクリニック治療には相乗効果がございますので、冷え性・肩こり・不眠などでお悩みの方は是非お問い合わせ下さい。


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