「花粉症」


あちらこちらで花粉症の話題が目につくようになりました。

スギの木は、夏に一番生長するらしく、その時期が暑ければ暑いほど、
ぐんぐん生長する性質があるため、結果、花粉も大量に作られるのです。

2004年の猛暑の際は、実に前年比の約40倍のスギ花粉が飛散したそうです。

昨年 猛暑だった今年も、前年比の5~10倍の花粉が飛散すると予想されています。

 

・・・数字を見るだけでも うんざりしますよね。

 

当HPにも花粉症のメカニズムについて簡単に記述しておりますが、
ちょっと「よそ行き」の表現で、かえって分かりづらいですね。(笑)
(当初は真面目だったんです。→ えっ、今は・・・?)

要は、「花粉」を「バイ菌」のように「体にとって悪いもの」と勘違いして、
体内への侵入をブロックしている状態が過剰になっているのです。

もし仮に、花粉が我々の体に本当に悪さをするとしたら、
例えば、「花粉インフルエンザ病(←※こんな病気はありません)」
を引き起こす原因菌(←※菌でもありません)だったとしたら、
花粉症の方は、普通の方よりも花粉を体内に侵入させない能力が強いので、
「花粉インフルエンザ病」には罹りづらいでしょう。

しかし、言うまでもなくそんな病気は無いですから、
つまり、花粉症の方は、花粉に騙されて過剰反応しているのです。

どっかから、プラカードを持って「ドッキリでした~」
とか、出てきて欲しいくらいですね。(笑)

 

・・・すこし(だいぶ?)脱線してしまいました。

 

ちょっとだけ真面目になりますが、他項で記述しているように、
花粉症の東洋医学的な治療法は、むくみ体質を改善する漢方薬を用いて、
花粉に対する過剰反応を抑えるようにするという方法です。

ここが西洋薬との違いです。

目の前に(見えないけど)大量の花粉がある以上、
どんなに強い抗アレルギー剤を用いても、すべてを抑えることは困難です。

ある製薬会社のアンケート調査で、
医師の治療を受けている花粉症患者様の約7割が、
「症状が抑え切れていない」と治療に不満を持っているそうです。

手前みそで恐縮ですが、今シーズンは花粉症の症状が強いようなので
花粉症専用の煎じ薬を新たに処方いたしました。

携帯するのは不便ですが、散薬よりも強い効果を期待しておりますので、
興味のある方は、是非お問い合わせください。。

 
2011/01/24更新


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