「悪夢」


今回は、とてもユルい内容です(笑)

 

僕は医者になって以来、何度も見てしまう悪夢があります。


それは、仕事中に厚生労働省の職員から電話が来て、こう始まるんです。

(厚生労働省の職員)
「あなたが数年前に受験した国家試験の結果でコンピューターミスがあり、
調査の結果、残念ながらあなたは国家試験に合格していませんでした。
そのため、来年国家試験を再度受け直してください。」

(僕)
「えっ? でも、もう就職して仕事もそこそこ出来てるし・・・
それに、みんなに何て言えばいいんだろう?」

(厚生労働省の職員)
「今回は特例措置として、一年間の猶予を与えますが、
それを過ぎても医療行為を継続すると犯罪になり逮捕されます。」

なんて言われてしまい・・・。

で、結局 周りにはその事は内緒にして仕事を続け、
来年の国家試験をこっそり受験するという結論に達するんです。

『でも今の実力じゃ絶対に受からないし、それに今さら勉強できないし・・・』
なんて途方に暮れているときに目を覚ますんです。

その瞬間、この世で一番と言っていい程の安堵のため息が出ます。

           まさに悪夢です。

この悪夢、今まで数えきれないくらい見ています。
それも、場面もセリフも忠実に再現されて・・・。
そして最近では、夢のクセに電話のシーンはカットされて、
その後の『どうしよう』ってところからスタートするんです。

何度も引っかかります、騙されます。
大川栄策さんみたいです。(←分かる人だけ分かればいいです・・・)

2008/9/9更新


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