参陳湯について

天心堂診療所で処方する参陳湯の飲み方

この散薬は、当診療所独自の方剤です。
通常の散薬は、ぬるま湯に溶かした状態で服用していただきますが、参陳湯だけは作り方が異なります。
参陳湯を作られる場合は必ず熱湯を用いてください。
生薬の粒子が大きいため、完全には溶解せずに しばらくすると沈殿します。

ここから沈澱したものを取り去り、抽出した漢方薬のみを用いますが、1包から抽出される量ではやや強めになりますので、症状に合わせて1/3量〜1/2量を1回量として用います。(2〜3等分します。)

出来上がった参陳湯は、そのまま服用しても問題ありませんが、通常は この抽出液に他の散薬(カルコンサンや強葛湯など)を加えます。


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